静岡県裾野市の銘酒【本格茶焼酎】富士山すその三七七六、富士山とっくり、おちょうし富士山【日本酒 純米酒】もののふ、すその

裾野市もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)

もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)とは

トップページ>もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)とは
会長 江森甲二 裾野市もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)は1992年に結成されました

 裾野市もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)は、沼津小売酒販組合青年会裾野支部が母体となって1992年(平成4年)に結成されました。その青年会歴代会長の時代から、裾野支部は多様な活動を提案し、実行して来ました。事業を始めようとすると、「リスク」と「責任」を考える余り、なかなか行動出来ないのは、今日でも様々な場面でよく目にする事です。同業者団体で、かつ、一国一城の主あるじの集団にもかかわらず一致団結して活動出来たのは、多くの青年会歴代会長が、「覚悟」をもってリーダーシップを発揮し、また、実行して行く「気概」を持った会員が多かったからです。

 そんな中、銘酒会初代会長服部氏の先見性と行動力により、我々もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)は立ち上がりました。服部氏は、高校時代バスケットボールにおいて、国体優勝県代表として出場しているアスリート(競技者)であります。スポーツをとことんやった人間は「行動(練習)しなければ、結果を得られない」という事を身をもって知っております。ですから、酒類販売免許規制に頼るとか、組合組織に頼るとか、受け身の姿勢ではないのです。「己(おのれ)が行動しなければ、道は開けない」ということです。バブル経済もピークを過ぎた1990年頃から、服部氏は、酒販免許規制緩和を見据え、我々がまだ元気な内に、先を見て独自商品開発の必要性を提案していたのです。その相談を受けた小生も、アスリートだったので、その提案に即座に賛同し、市内同業者一軒一軒に、結成の趣旨を説明しつつ、協力を呼びかけて組織されたのが、裾野市もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)です。

「もののふの里銘酒会(協同組合もののふ)」名前の由来

 会の名前の由来は、源頼朝が、市内葛山〜須山〜十里木付近で巻狩りをしていたという「駿東郡茶業史」の記述を基に開催されていた「もののふの里フェスティバル(現フェスタすその)」によるもので、青年会の時代に中心団体として参加しておりました。また、その茶業史によると、1193年(建久四)に源頼朝が、この巻狩りに際して須山の住人から自生茶を煎じて振舞われて甚く感激し、その住人に「根上」の姓を与えたと言う記載が有ります。「すその」が、日本最古の喫茶の発祥の地の一つであるかもしれないことは、本格茶焼酎「富士山すその三七七六」が誕生した事について、少なからぬ因縁を感じざるをえないものであります。
「もの」は精霊・霊的なものを意味し、「もののふ」は悪い邪霊を祓う集団→朝廷に仕える諸所の集団→武士へ変遷。

会長 江森甲二 地産地消のパイオニアであると自負しております

 初代服部会長の下、十一年間で銘酒会の土台が築かれました。今でこそ「地産地消」と言う言葉をよく耳にしますが、20数年前から地場原材料にこだわり商品開発を積み重ねて来た事は、正に「パイオニア」であると自負しております。そして、我々が、他の多くの団体と決定的に異なるのは、一つの商品を発表して、それで満足しなかったことです。清酒「もののふ」では、新酒しぼりたて・生酒・ひやおろし・古酒と、季節感や物語性を持たせ次々と提案して来ました。また、「純米すその」では、しぼりたて原酒・古酒・大古酒と、商品の品質について、製造時期は問題ではなく、適正な管理が最も重要である事を啓発してきました。その上、それぞれの商品を時々のイベント等に合わせて特殊な容器等を開発して、多様なバリエーションを作り、発信し続けて来たのです。つまり、様々な実績と実行力があったことこそ、今まで、我々銘酒会が継続出来てきた最大の要因であり、間違いない事実だと思います。

会長 江森甲二 ふじのくに静岡ならではの魅力ある商品

 私江森が会長に就いた2004年頃には、県内に富士山に関連する様々な動きが、話題になって来ました。富士山本宮浅間大社1200年祭・富士山ナンバーの創設・富士山静岡空港の建設・富士山世界文化遺産登録の申請などです。これからは、「富士山」がキーワードになると見越し、地域資源を活用した商品開発に乗り出しました。それが、県を代表する一次産品の茶葉を原材料に、富士山とのコラボを図った、純・静岡県産の本格茶焼酎「富士山すその三七七六」です。富士山の麓の蔵元で、富士山の伏流水を使用し、富士山のすそので育った茶葉と米により醸し出された、ふじのくに静岡ならではの逸品です。そして、その商品を最大限生かすため開発した陶器入り容器が「富士山とっくり」「おちょうし富士山」です。

 「富士山とっくり」は、富士山の冠雪山頂部分は、注ぎ口を隠し、外してお猪口として使用できるよう工夫し、宝永山の窪みは、親指を添えて安定して持てるようにしてあり、また、裾野市内から仰ぐ富士山をデザインしているため、宝永山の位置にもこだわりました。更には富士山は、四季折々の姿を見せるため、「富士山とっくり」も四季の富士山を表現して、春・夏・秋・冬をイメージした色合いのものを、それぞれの季節に発売して来ました。富士山そっくりの「富士山とっくり」は、意匠権登録されており、正に「オンリーワン商品」であります。富士山静岡空港の免税店でも販売されております。次いで開発した「おちょうし富士山」は、飲み終わった後も日本酒等のお燗に使用できる素材で製造し、より手軽な土産物としてのコンセプトを強調しました。お陰様で観光地の土産物店で、順調に売り上げを伸ばしております。
その後、「富士山とっくり」の開発動機にもなった富士山の世界文化遺産登録も成し遂げられ、世界文化遺産記念として、シリアルナンバー入り「2013世界文化遺産」文字入り「富士山とっくり」の限定発売をはじめ、父の日、母の日、敬老の日、記念日、お祝い等に対応した「名入れ富士山とっくり」を企画し、好評を博しております。

常に三年先を見つめながら

 我々銘酒会は、常に少なくとも三年先を見つめながら活動して来た結果、タイムリーな商品開発が出来てきたと思います。今後も、富士山食品成形器を利用した食品・ラグビーW杯記念ボトルの開発・2020東京オリンピックに向けた計画案も既に出来上がっております。
お茶風味のノンアルコールビール飲料の開発・キンギョーザ等、様々な企画を計画・実行させて参ります。また、近年六次産業化がよく耳にされますが、JAなんすんの生産者及び醸造元である富士錦酒造梶E花の舞酒造鰍フ方々に、これからもご協力を頂き、共に六次産業化のトップランナーとして、消費者の皆様に魅力ある商品の情報発信を継続して参りたいと思います。

PAGE TOP